一年入魂
全力疾走、迷わず行けよ、行けばわかるさ

令和６年度会長
下山　勇人

　私は2024 年というこの年が深谷市にとって、また深谷商工会議所青年部にとっても特別で大事な一年になると考えます。

　日本経済の父、渋沢栄一翁が肖像となる新紙幣が7 月3 日より発行され、深谷市は世間から多くの注目を集めることになるでしょう。2021 年から大河ドラマ【青天を衝け】が放送され、注目され続けてきましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、市政も商工会議所もなかなか思うように事業が展開されなかったことは事実です。しかし現在は、様々なことが緩和され、我々商工会議所青年部にとって行動を起こすには何も不自由なく、むしろ新紙幣発行という最大のチャンスを頂いた状況にあります。メンバーは、今まで以上に団結し、昨年同様、『感即動、感じたら即行動』迷わずためらわず行動に移し、この好機を活かし地域経済発展に繋げなければなりません。

　今年度、深谷YEG は、来年度の県連事業主幹を任される単会として、大きく成長しなければなりません。多くの新入会員が入会した本年度は、規模として申し分なく、メンバーは団結し一枚岩となって全ての事業を展開し、新たなことにも挑戦していきます。

　そのためにはまず、コロナ禍で失われた会員間の親睦を例年以上に深める必要があります。メンバー全員が昨今のSNS やテレワーク等で希薄化された人間関係を当たり前とは思わず、この団体に属している存在意義を理解しなければなりません。そして最も大事なことは、『人付き合いができる人間力』だと感じ、行動に移すことが必要です。

　また、新たな事業としてビジネス委員会を立ち上げ、収益事業にも挑戦します。私はこの深谷YEG がどの企業よりも行政よりも何でもできる団体だと考えています。様々な業種のメンバーが在籍し、知恵を出し合い若さと行動力もあるこの深谷商工会議所青年部、あとは一人一人の気持ちが本気になるかどうかです。メンバーを本気にさせるのが私の役目であり使命です。

　この時代、何事も今までと同じでは衰退していきます。何もせず失敗するならば、迷わず行動し、その結果を検証し次に活かすことが大切です。深谷YEG が成長していくには、この大事な一年間を、全力でユーモアをもって迷わず駆け抜ける必要があります。一人一人がこの深谷YEG を自分の会社だと思い、どこに見直しが必要かを考え、変革し、今後進むべき道を全員で共有していくことが大切です。その結果、深谷YEG が大きく成長し、この地域で必要不可欠な団体になります。この目標達成のために私は、一年間会長として全力で務めて参ります。メンバーの皆様、関係各位の皆様、お力添えのほどよろしくお願いいたします。

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